しんでん東耳鼻咽喉科
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 今回は慢性副鼻腔炎についてです。一般の方々にはむしろ蓄膿症(ちくのうしょう)という方が馴染み深いでしょうか?鼻がつまって、黄色い鼻水、後鼻漏(鼻汁がノドに下がってくる状態)、頭が重い感じ等の諸症状がある場合は、副鼻腔炎の可能性があります。

*病態:副鼻腔は骨に囲まれた空洞で、上顎洞前頭洞篩骨洞蝶形骨洞から構成されています。この副鼻腔に炎症がおこり、粘膜肥厚、膿汁の貯留が起きた状態が副鼻腔炎と呼ばれる病態です。
 膿性の鼻汁がのどから下気道まで流れていって気管や肺の病気になることもあり、注意が必要です。また、真菌感染を伴った場合、視力障害や生命の危険を伴うこともあります。
 副鼻腔炎には急性の場合と慢性の場合があります。慢性の副鼻腔炎を従来はいわゆる蓄膿症と呼んでいたようですが、医学的には慢性副鼻腔炎という用語の方が適切ですね。

診断:臨床症状、鼻腔内の所見および副鼻腔のレントゲン撮影により、比較的容易に診断することが出来ます。当院では最新のX線撮影装置を用いて撮影し、コンピュータ画面上でわかりやすく患者さんに説明しております。

治療:慢性副鼻腔炎については、従来はなかなか難治性の疾患という印象がありましたが、近年、非常に有効性の高い薬剤が開発され、適切な外来治療を行うことにより、治療成績はかなり上がってきています。
 また、それでもコントロールが困難な場合は、内視鏡を使った負担の少ない手術でかなりの改善率が期待できるようになりました。

 当耳鼻科では日本耳鼻科学会専門医として、慢性副鼻腔炎の患者さんを全面的にバックアップいたしますので、長い間、副鼻腔炎でお困りだった方や、最近、黄色い鼻水が出るようになった方、お気軽にご相談下さい。

   しんでん東耳鼻咽喉科@仙台市宮城野区 JR小鶴新田駅前

 
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