![]() |
|
|
慢性副鼻腔炎とは2007/02/25
今回は慢性副鼻腔炎についてです。一般の方々にはむしろ蓄膿症(ちくのうしょう)という方が馴染み深いでしょうか?鼻がつまって、黄色い鼻水、後鼻漏(鼻汁がノドに下がってくる状態)、頭が重い感じ等の諸症状がある場合は、副鼻腔炎の可能性があります。
*病態:副鼻腔は骨に囲まれた空洞で、上顎洞、前頭洞、篩骨洞、蝶形骨洞から構成されています。この副鼻腔に炎症がおこり、粘膜肥厚、膿汁の貯留が起きた状態が副鼻腔炎と呼ばれる病態です。 膿性の鼻汁がのどから下気道まで流れていって気管や肺の病気になることもあり、注意が必要です。また、真菌感染を伴った場合、視力障害や生命の危険を伴うこともあります。 副鼻腔炎には急性の場合と慢性の場合があります。慢性の副鼻腔炎を従来はいわゆる蓄膿症と呼んでいたようですが、医学的には慢性副鼻腔炎という用語の方が適切ですね。 *診断:臨床症状、鼻腔内の所見および副鼻腔のレントゲン撮影により、比較的容易に診断することが出来ます。当院では最新のX線撮影装置を用いて撮影し、コンピュータ画面上でわかりやすく患者さんに説明しております。 *治療:慢性副鼻腔炎については、従来はなかなか難治性の疾患という印象がありましたが、近年、非常に有効性の高い薬剤が開発され、適切な外来治療を行うことにより、治療成績はかなり上がってきています。 また、それでもコントロールが困難な場合は、内視鏡を使った負担の少ない手術でかなりの改善率が期待できるようになりました。 当耳鼻科では日本耳鼻科学会専門医として、慢性副鼻腔炎の患者さんを全面的にバックアップいたしますので、長い間、副鼻腔炎でお困りだった方や、最近、黄色い鼻水が出るようになった方、お気軽にご相談下さい。 しんでん東耳鼻咽喉科@仙台市宮城野区 JR小鶴新田駅前 スギ花粉飛散開始が確認されました!2007/02/21
仙台市では今年は先週からスギ花粉が飛び始めました。2月中旬からの飛散開始となるわけですから、今年は例年よりかなり早い時期からのスギ飛散開始となりました。暖冬の影響が出ているようですね。
既に、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目の痒みなど、花粉症の諸症状が出始めた方も、多いかと思います。当耳鼻科では、日本耳鼻咽喉科学会の専門医として、患者さんの症状に合わせた適切な治療を選択していきます。お気軽にお立ち寄り下さい。 しんでん東耳鼻咽喉科@仙台市宮城野区 2007年春のスギ花粉直前情報です!2007/02/09
最近、だいぶ暖かくなってきましたね。先週あたりから、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目も痒いという方、多くなって来たようです。
仙台市内の観測所では、既に今年の1月中旬には、極めて僅かですが、スギ花粉の飛散が確認されているようです。今年は例年にない暖冬ですので、スギ花粉の本格飛散開始もかなり早まりそうで、2月20日前後から本格的にすぎ花粉が飛び始めそうです。 当初は、今年の宮城県内の杉花粉飛散量は、昨年と同等かやや少なめとの予測でした。 ところが、これに対して、「仙台市内は昨年よりも杉花粉飛散が多い」とする予測結果が、つい最近、宮城県内のすぎ花粉研究グループより提出されました。この何日かのスギ林の状況を見ておりますと、今年はやはり昨年よりもスギ花粉が多いような気もいたします。 今年まだスギ花粉症の治療(予防的治療)を始めておられない方は、近日中に、医療機関を受診して、抗アレルギー剤を中心とした予防的治療を始められた方がよろしいかと存じます。 しんでん東耳鼻咽喉科@仙台市宮城野区 |